「外部委託先に対するシステム監査の課題について」北信越支部(2014 年度 長野県例会)

北信越支部 「2014 年度 長野県例会 報告」

2014年度 北信越支部長野県例会を開催しました.
・日時:2014年9月13日(土) 13:00-17:00    参加者:7名
・会場:松本商工会館606会議室(長野県 松本市)
・議題:
研究報告:
「外部委託先に対するシステム監査の課題について」
        藤原 康弘 氏
意見交換:
「コンティンジェンシープランの策定とそれに対する監査」
   (2014年度SAAJ西日本支部合同研究会での報告に向けての意見交換)

◇研究報告
「外部委託先に対するシステム監査の課題について」
        報告者(会員No. 0115 藤原 康弘)

1 はじめに
  外部委託先のシステム監査について、最近起きた事件や、問題点等を考えながら、その課題について検討したい。なお、この発表は、私の個人的な見解である。

2 スルガ銀行・日本IBM裁判
  システム業務委託契約は、請負契約であるか、準委任契約であるか、契約が破綻し委託者と受託者との間で裁判となった場合に問題となることが多い。最近は、委託したプロジェクトの段階により異なるとされ、請負と準委任の混合契約あるいは新しい無名契約とされている。

  この裁判は、スルガ銀行が、要件定義段階でのプロジェクト失敗について、契約不履行と不法行為の責任を主張したものである。これに対し、裁判所は、日本IBMのプロジェクトマネジメント義務違反による不法行為責任を認めたものである。また、契約の段階により、受託者のプロジェクトマネジメント義務と、委託者の協力義務の双方の責任の違いを認めている。

続きを読む ⇒  外部委託先に対するシステム監査の課題について
          コンティンジェンシープランの策定とそれに対する監査

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