失敗したITプロジェクトの真の原因に迫るマンダラ図の紹介(第207回月例研究会講演録)

第207回月例研究会講演録【失敗したITプロジェクトの真の原因に迫るマンダラ図の紹介】

投稿者 会員番号 0557 仲 厚吉

講師 :日本システム監査人協会近畿支部会員 公認システム監査人 松井秀雄 氏
日時、場所 : 2015年10月23日(金)18:30 – 20:30、機械振興会館 地下2階ホール (神谷町)
テーマ : 「失敗したITプロジェクトの真の原因に迫るマンダラ図の紹介」
要旨:
ITプロジェクトで失敗を経験した時、何を学び、何を語り継ぐべきでしょうか?
ここ数十年の間、IT部門ではITプロジェクト・マネジメントの手法を踏まえて、失敗プロジェクトから得た知見を蓄積し再発防止に努めてきたにもかかわらず、多くのITプロジェクトが失敗しています。あるIT業界誌にITプロジェクトの7割が失敗しているという記事が出た程です。
それほど多くのプロジェクトが失敗に終わる原因は、失敗プロジェクトの失敗原因を検討する際、検討メンバーの思いつきに頼った狭い範囲の検討に終始し、真の原因を究明できていないため、有効な「再発防止策」が打ち出せていない可能性があります。

当発表では、失敗原因を検討する際に網羅性のある視座・視点を検討メンバーに提供するツールとして「ITプロジェクト版・失敗原因検討マンダラ図」を紹介します。これは、失敗学会の失敗原因マンダラ図をベースに開発したもので、4月5日にNHK-TVで全国放送された番組「サキどり 『さよなら、失敗するワタシ~失敗学最新事情~』」の中でも紹介されました。
さらに特性要因図やなぜなぜ分析との共存を含めたマンダラ図の活用法や、システム監査における使用例も紹介します。システム監査では、「なぜその問題事象が起こったかを検討し、その原因をコントロール(仕組み)の欠点(弱点)としてとらえて指摘するスタンスが問題事象の再発防止に寄与すると考え、マンダラ図で原因分析を行い、「真の原因」を踏まえた改善提言をした事例を紹介します。

続きを読む ⇒【失敗したITプロジェクトの真の原因に迫るマンダラ図の紹介】

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