【パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(検討会案)について - 情報セキュリティ監査研究会だより No.17 -】(連載)

【パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(検討会案)について
  - 情報セキュリティ監査研究会だより No.17 -】(連載)

 情報セキュリティ監査研究会では、アン・カブキアン著、「プライバシー・バイ・デザイン プライバシー情報を守るための世界的新潮流」をテキスト(以下、左記の書を「テキスト」と称します)として、「プライバシー・バイ・デザイン」の意義、影響、PIAやシステム監査との関係などを、2013年8月から議論しております。

  今回は、先ごろ発表されパブリックコメントが募集されました「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(検討会案)」について、ご紹介いたします。この大綱は、大きな社会的、ビジネス的、技術的な意義を持つビッグデータの利活用と、それとはトレードオフの関係にある個人情報の保護について、事業者側と個人情報の主体である個人との間で適切な妥協点を見出すため、新たな法制度と施策を打ち出そうというものです。その意味で、従来、トレードオフの関係にあった個人情報の利用と保護の関係を、企業と個人の双方に利益をもたらす関係に転換することを目指すプライバシー・バイ・デザインの考え方と通じるところがあり、連載の途中に挟むことにいたしました。

本報告は、情報セキュリティ監査研究会内部の検討結果であり、日本システム監査人協会の公式の見解ではないことをお断りしておきます。また、我々の力不足のため、誤りも多々あるかと存じます。お気づきの点がございましたら適宜ご指摘いただきたいと存じます。ご興味のある方は、毎月20日前後に定例研究会を開催しておりますので是非ご参加ください。参加ご希望の方、また、ご意見やご質問は、下記アドレスまでメールでご連絡ください。
 security ☆ saaj.jp (発信の際には “ ☆ ” を “@” に変換してください)

【報告】「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(検討会案)について」

政府のIT総合戦略本部は、6月19日に開催された第12回パーソナルデータに関する検討会で、「パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱(検討会案)」を了承した。これは、制定後、10余年が経過した個人情報保護法を新たに生じた課題に適合させるため、改正しようというものである。以下、資料1に沿って、その趣旨、基本的な枠組み、今後のスケジュールを紹介する。

続きを読む ⇒  情報セキュリティ監査研究会だより No.17

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