システム監査スキルを、
簡単に学ぶ方法はないものでしょうか。
システム監査、といえば、
経済産業省が所管する、情報処理技術者試験でも、
最難関の試験のひとつ。
学科試験に論文試験があり、
この論文がそう簡単には合格しないのです。
いまや企業活動のあらゆる分野が、
ITなしでは活動できない。
だから、
ITインフラが正常通りに稼動している、
ということは、電車が定刻に運行されることと同じように、
重要なことなのですが、
あまりに当たり前になっていて、
なかなか経営者の関心を引き寄せられないのでしょう。
情報セキュリティは、
実際に被害が発生すると、
損害賠償の請求をうけて、
経営上の損害も大きくなることがわかってきているのですが。
情報システムの企画、導入段階から、
どのような仕組みを情報技術によって運用するのか、
また、
情報技術の活用で、
どのような成果(時間短縮、工期短縮、経費削減など)を
目標とするのか、
明らかにしてIT活用を勧めることが大事です。
ITによる処理は、
いわば、単純な計算を早く、何回も繰り返すことは得意です。
この処理は、
場合によっては単純ですが、情報技術を活用すると、
いったんスタートすれば、ストップするまでひたすら繰り返します。
しかも、文句を言わずに、ひたすら繰り返し処理しまうs。
人は、
疲れると注意力も途切れてミスを犯すでしょう。
機械は、
故障しない限り、
プログラムされたとおりの作業を、文句も言わず繰り返す。
そんな特徴をもつ、
情報技術の活用場面や人の業務との組み合わせ場面を、
とくに、人が間違えた作業や、
間違いやすい作業、
間違えてく気づかない作業を
丹念に調査して、
ミスのおきにくい業務プロセスを作っていく。
そのような、業務改善に直結するような
システム監査スキルを学ぶ方法はないものでしょうか。
そのような
組織内の問題解決を支援するために、
2つのアイデアがあります。
ひとつは、
このサイトでも紹介している、
NPO法人 日本システム監査人協会(SAAJ)がサポートする、
システム監査普及サービスです。
詳細は、同、SAAJの事例研究会に問合せするとよいでしょう。
もうひとつは、
LLP日本公認システム監査人にコンサルティング(業務分析)を
依頼するのはいかがでしょう。
詳細は、当サイトのお問合せから、相談依頼を投げかけてみてください。
この両者のメリットは、
どのようなシステム監査が必要か、
実務経験者によるアドバイスを得ることができることです。
概要を相談することで、熟練した監査人は、
難易度、必要な工数、費用の見積もりを提案できます。
このように、
まずは、システム監査のベテランに整理を依頼して、
プロに問題解決を頼んだほうが効率的な部分と
自身で判断、解決できる部分を仕分けすることから始める。
その場は、
ベテランのシステム監査スキルを学ぶ場面でもあるわけです。